犬の森から、Kindle本出版のお知らせです。

第1弾から第3弾に続き、犬の森の学びをテーマごとにまとめた本として、第4弾・第5弾を出版しました。

今回は、

吠えについての本。

青 シンプル ビジネス書 電子書籍 表紙 キンドル (11)

そして、リードワークについての本です。


青 シンプル ビジネス書 電子書籍 表紙 キンドル (1)


どちらも、犬の森が長く大切にしてきた考え方の中心にあるテーマです。

犬を変える前に、
犬がなぜその行動をしているのかを見ること。

行動だけを止めようとするのではなく、
その行動が生まれている感情、身体、神経、環境、関係性を整えること。

犬を従わせるのではなく、
犬が困らなくてすむように、人が学ぶこと。

その視点を、今回も一冊ずつの本としてまとめました。

Kindle版とペーパーバック版、どちらでも読んでいただけます。


第4弾

『吠える犬は、困っている』

ー行動を変える前に、感情を整えるー

犬が吠える。

その瞬間、人はどうしても焦ります。

近所迷惑になる。
恥ずかしい。
危なそうに見える。
ちゃんとしつけなければと思う。
どうにかして止めなければと思う。

だから、犬の吠えは「問題行動」として扱われやすい行動です。

でも、犬の森では、吠えをただの「困った行動」として切り離しては考えません。

吠えは、犬からのメッセージです。

怖い。
不安。
近づかれたくない。
どうしていいかわからない。
逃げたいけれど逃げられない。
でも、何とかこの状況を変えたい。

そんな状態の中で、吠えることだけが残された選択肢になっている犬もいます。

この本は、「吠えをやめさせる方法」をまとめた本ではありません。

なぜ犬は吠えるのか。
吠えが強くなっていくとき、犬の中で何が起きているのか。
人の善意の対応が、どこで噛み合わなくなるのか。
行動を変える前に、何を整える必要があるのか。

そこを丁寧に見ていく本です。

吠えは、犬だけの問題でも、飼い主さんだけの問題でもありません。

環境、関係性、タイミング、刺激量、身体の状態、発達段階、そして犬それぞれのキャラ。

それらが重なった結果として、表に出てくるものです。

だからこそ、吠えを「消す」ことだけを目標にすると、犬はもっと苦しくなることがあります。

吠えなくて済む状態をつくる。

犬が我に返れる距離をつくる。

戻れる経験を積み重ねる。

吠えが出ても、壊れない関係を育てる。

そんな視点をお届けする一冊です。

犬の吠えに悩んでいる飼い主さんにも、
吠えの相談を受ける専門家の方にも、
犬の行動をもう少し深く見たい方にも読んでいただきたい本です。





第5弾

『犬の森のリードワーク』

ー行動を直さない。関係を整える散歩の技術ー

犬の散歩は、ただの運動ではありません。

排泄のためだけでも、
人の横をきれいに歩かせるための時間でも、
問題行動を抑え込むための練習でもありません。

散歩は、犬が外の世界と出会い直す時間です。

匂いを嗅ぐ。
立ち止まる。
見る。
距離を取る。
近づかない選択をする。
少し戻る。
また歩き出す。

その一つひとつの中で、犬は自分の身体と感情を調整しています。

でも、私たちは長いあいだ、リードを「犬を制御する道具」として使ってきました。

引っ張るから引き戻す。
吠えるから止める。
向かうから制止する。
止まるから動かす。

一見、犬を落ち着かせているように見えるその対応が、実は犬から選択肢を奪ってしまうことがあります。

犬の森のリードワークは、犬を思い通りに動かす技術ではありません。

犬が自ら距離を取り、
立ち止まり、
引き返し、
また戻ってくる。

その小さな選択を、人の手で壊さずに守るための技術です。

この本では、

リードを一直線に扱うこと。
テンションを操作として使わないこと。
犬に「退く」という選択肢を渡すこと。
不安な犬をその場に止め続けないこと。
向かう犬を「強気」と決めつけないこと。
散歩を、犬の神経調整と環境エンリッチメントの時間として見ること。

そうした犬の森のリードワークの土台をまとめました。

派手な即効性はありません。

でも、日々の散歩の中で、リードを制御の道具ではなく、安全と対話のための道具として使えるようになると、犬との関係は静かに変わっていきます。

犬が落ち着くのは、管理されたからではありません。

犬が自分で整える余白を、人が守れるようになるからです。

散歩に悩んでいる方。
リードを持つ手に力が入りやすい方。
犬の吠え、突進、立ち止まり、引っ張りを、力ではなく構造から見直したい方。
犬の森のワンウォークやリードワークに関心のある方。

ぜひ読んでいただきたい一冊です。



犬の森のリードワーク
夏目真利子
2026-05-21



どの本から読めばいいですか?

吠えに悩んでいる方、犬の反応性を「どう止めるか」ではなく「なぜ起きているか」から見直したい方には、第4弾の

『吠える犬は、困っている』

をおすすめします。

散歩中の引っ張り、吠え、突進、立ち止まり、リード操作に悩んでいる方には、第5弾の

『犬の森のリードワーク』

をおすすめします。

どちらも独立して読めますが、根っこは同じです。

犬を困った存在として見るのではなく、
犬が困らなくてすむように、人が学ぶ。

犬を従わせるのではなく、
犬が安心して選択できるように、人が環境と関係を整える。

そのための本です。


犬の森の本について

犬の森のKindle本は、ブログやワンウォーク、リードワークワークショップ、オンラインでの学びを通して積み重ねてきた考え方を、テーマごとに読みやすくまとめたものです。

日々のブログは、その時々の気づきや実践の記録です。

本では、それぞれのテーマについて、初めて犬の森に触れる方にも読みやすいように、流れを整理しています。

犬の行動を止める前に、その行動が生まれる理由を見る。

犬に頑張らせる前に、環境と関係を整える。

犬を変える前に、関わり方を変える。

そんな学びが、必要な方に届きますように。

どうぞよろしくお願いいたします。


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犬の森について

犬の森は、犬の心身の福祉を最優先に考え、行動理解・リードワーク・環境エンリッチメントを学ぶオンラインコミュニティです。

犬を変える前に、関わり方を変える。
その一歩を、犬の森から。